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富山の屋敷林お手入れサポートモデルツアー(2024.11.23〜24)

2024.10.26

コース概要

散居村の屋敷林の剪定枝から生まれた「カイニョミックス精油」を使ったスペシャルトリートメントを展開いただいている「SPA sunya」と水と匠のコラボレーションから、散居村の保全活動を体感いただく特別なツアーが生まれました。

テーマは「リジェネラティブ(再生)」。カイニョ整備をボランティアで行っている団体の活動への参加と、その剪定枝からのアロマオイル抽出見学を中心に、散居村の景観やそこでの暮らしに触れる、1泊2日のプログラムです。旅と地域の方たちとの交流が、お客様自身の回復・再生につながるとともに、この地域の再生にも寄与する、あらたな旅のスタイルをぜひご体感ください。

なお今ツアーは、観光庁「サステナブルな観光コンテンツ高度化事業」の一環として実施されるモデルツアーで、どなたでもご参加いただけます。1日だけの参加も可能です。富山県内在住の方、近隣の方もぜひご参加ください。知っているようで知らない地域のこと、失いたくない今ここにある価値のこと、散居村に展開してきた日本型の循環型社会について、あらためて触れる機会としていただけましたら幸いです。

所要時間:
1日/1泊2日
集合・解散:
現地
定員:
10名(最小催行人数:5名)
料金:
1伯2日48,500円〜/24日のみ参加20,500円
*2名1室利用の場合の料金。1名利用の場合はお問合せください。
宿泊:
善徳寺 杜人舎(南砺市城端405)
予約:
11月16日(土)締切
特典:
「カイニョミックス」アロマミスト1本プレゼント!
*料金に含まれるもの:食費(昼・夜・朝・昼)、宿泊費、体験費、現地移動車両費、ガイド費
*希望日・氏名(複数人でお申込の場合もそれぞれの氏名)・ご住所・電話番号・メールアドレスを記載して、下記の「問い合せボタン」よりお申込み下さい。
*キャンセルポリシー :お客様都合によるキャンセルは、キャンセル料をご負担いただきますのでご了承ください。 前日 ツアー代金の50%、当日 ツアー代金の100%

DAY 1 11月23日(土)

11:30
「新高岡駅」集合・出発
12:05
14:30
楽土庵のレストランにて昼食
13:35
14:15
楽土庵とブティックにて施設見学と取り組みのご紹介
14:30
16:00
「新藤家」訪問、アズマダチ家屋とカイニョのあるの暮らしを見学
16:35
17:20
「散居村展望広場」から散居村を眺める
17:50
「善徳寺 杜人舎」チェックイン
19:00
城端にて夕食
砺波平野の散居村

田園のなかに家屋が分散する稲作農村形態「散居村」の中でも、砺波平野の扇状地におよそ220k㎡にわたって広がる散居村は日本最大。小矢部川と庄川の間にできた扇状地に水路を引き、開墾した水田の横に家を建てたことから家屋が散らばっていった。冬の偏西風から屋敷を守るため南西に屋敷林(カイニョ)を植え、玄関が東を向くことから「アズマダチ」という富山独特の民家形式が生まれる。自然のグランドルールの上に人が営みを重ねた、自然と人が共生して作り出した景観。 近年、その保全が課題となっている。

新藤家

砺波平野散居村にたたずむアズマダチとカイニョを有する住宅。 長屋門、蔵、納屋などを配し、西南側に多様な屋敷林が植えられた伝統的なたたずまいを今に残している。 現当主の正夫さんは、砺波散村地域研究所の所長も務めた散村研究家でもある。

楽土庵

この地域には、民藝運動の創始者・柳宗悦が名付けたとされる、「土徳(どとく)」という言葉がある。厳しくも豊かな環境の中で、恵みに感謝しながら、土地の人が自然と一緒に作りあげてきた品格を言い表します。「楽土庵」は、その富山の土徳を体感していただく場となることを目指し、築約120年の「アズマダチ」の建物を再生した、1日3組限定のアートホテル、レストラン、ショップを備えた施設。宿泊費の2%を散居村保全活動への寄付としてお預かりし、宿を拠点に散居村保全継承にも取り組んでいる。

善徳寺 杜人舎(もりとしゃ)

北陸の浄土真宗信仰の中心寺院であり、550年の歴史を持つ名刹・城端別院善徳寺の敷地内にある、宿泊を中心とした複合施設。民藝創始者・柳宗悦の愛弟子・安川慶一が設計した善徳寺内の研修道場を改修し、ホテル、講堂、カフェとショップ、テレワークスペースを配置。美術館のように民藝の品をしつらえ、建物からも調度品からも民藝美を体感できる空間となっている。 宿泊だけでなく、土徳に触れる講座やアクティビティも開催。滞在体験や土地の人々との関わりから、これからの美しい暮らしのヒントが得られる場となることを目指している。

城端別院 善徳寺

本願寺第8代蓮如上人によって開基され、現在は東本願寺(真宗大谷派)の別院となっている。浄土真宗の開祖、親鸞聖人直筆の「唯信抄」や加賀藩前田家から拝領した宝物など、約1万点の寺宝を所有し、毎年7月22日から約1週間行われる虫干法会では、宝物の一部が一般公開される。民藝運動家・柳宗悦氏が昭和23年(1948年)夏にこの寺院に滞在し、『美の法門』を書き上げたことでも知られる。

DAY 2 11月24日(日)

06:30
07:30
善徳寺お朝勤(あさじ)お参り(自由参加)
07:30
朝食@杜人舎
09:30
12:00
砺波市民家のカイニョお手入れ活動
12:00
13:00
お手入れの現場で地域の皆さんとランチ
13:50
16:00
アロマ・セレクト工房を訪問し、剪定枝から精油を抽出する様子を見学
16:30
「黒部宇奈月温泉駅」にて解散
カイニョお手入れ支援隊

小矢部園芸高校の卒業生が中心となり、屋敷林が取り囲む家々が点在する景観を守るべく、2014年に立ち上げられたボランティア団体(代表:松田憲)。 現在140名ほどのメンバーが所属し、年金暮らしの独居世代など、屋敷林の手入れが経済的に難しい世帯を対象に、樹木の伐採や剪定、回収を無料で代行している。

カイニョお手入れ支援隊

小矢部園芸高校の卒業生が中心となり、屋敷林が取り囲む家々が点在する景観を守るべく、2014年に立ち上げられたボランティア団体(代表:松田憲)。 現在140名ほどのメンバーが所属し、年金暮らしの独居世代など、屋敷林の手入れが経済的に難しい世帯を対象に、樹木の伐採や剪定、回収を無料で代行している。

カイニョミックス(アロマミスト)

水と匠が運営する宿泊施設「楽土庵」では、宿泊代金の2%を散居村保全のための寄付金に充てています。寄付先の一つである、ボランティアでカイニョの整備に取り組む「カイニョお手入れ支援隊」の活動にも参加する中で、かつては煮炊や建材に活用されていたカイニョの木や落ち葉が現在は行き場を失っていることを知り、剪定枝から精油を抽出し、新たな活用方法の一つとして販売を開始しました。 カイニョの木々は季節、エリア、屋敷によって異なり、樹種を厳密に選別することが難しい ため、その都度異なる香りを楽しんでいただく、「カイニョミックス」となりました。 2024年10月より、新宿のホテル「BELLUSTAR TOKYO」の47階「SPA sunya」にて 、カイニョミッスク精油を使ったスペシャルトリートメントを実施中!

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オリジナルアレンジも可。

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